「愛ある図々しさ」というお話です。
架空のお話です。
プラハに神秘の泉がありました。
ある日木こりが誤ってぼろぼろの銅の斧をその泉に落としてしまいました。
すると泉の中から女神様が現れ、右手には銀の斧、左手には金の斧を持っています。
女神様は木こりに言いました。
「あなたが落としたのは金の斧ですか、それとも銀の斧ですか?」
あなたなら何と答えますか?
もちろん正解はないです。
私なら正直に「私が落としたのは銅の斧です」と答えます。
結局木こりは「私が落としたのは銅の斧です」と答えました。
すると女神様は「あなたは正直な人ですね。お幸せに」と言って
そのまま泉の中に消えてしまったそうです。
ある修道院のシスターが「私ならこう答えます」と言いました。
「私が落としたのは銅の斧です。でもその両方の斧を私に頂けるなら
たくさんの人を笑顔にすることができます」
シスターのこの返答すごくないですか?
もし私が女神様ならこのシスターに両方の斧をあげちゃいます(笑)
私を含め多くの人は
選択肢が2つあったらどちらか一方を選らばないといけない
欲張ってはいけない
正直でないといけない
とかいう思い込み、枠組みに囚われますよね。
2つとも選ぶとか、他の選択肢は?とかになかなかならないですよね。
欲張ってもいいし、図々しくてもいいですよね!
このように柔軟な発想を持ちたいですね。
常日ごろから「他にない?」と自分に問いかけ、固定観念に縛られずに
日々前進していきたいです。
コメント