2025年8月に中国・西安にある青龍寺を参拝しました。
青龍寺は弘法大師空海さんが恵果和尚から密教を伝授された場所として有名ですね。
前々から行きたい場所でしたが、コロナで減便になり、最近やっと直行便が復活したので行ってきました。
そんなに広いお寺ではなかったですが、「ここに空海さんが修行したのかぁ」と思うと感慨深いものがありました。

空海さん↑
公園の中にお寺があるので、市民の憩いの場になっていました。
長年行きたかったお寺なので感動したのですが、それよりもっと感動したことがあります。
それは中国人がとても親切にしてくれたことです。
中国人の親切エピソードが主に2つありました。
一つ目は、西安のマクドナルドへ行った時の事。
事前に用意していた決済アプリのパスワードを忘れ、電子決済できず現金しか使えない状況でした。
マックの店員さんに身振り手振り現金が使えるか尋ねると使えるとのこと。
店員さんのスマホ画面に表示されたビックマックセット(45元)を指さし注文。
おそらく店の端末では現金で決済できずオーダーできないので、店員さんが近くにたっていたお兄さん(お客さん)にお兄さんのスマホから僕のオーダーをするように指示。
お兄さんはいやな顔ひとつせず、スマホを操作して僕のビックマックセットをオーダーしてくれました。
僕は100元を店員さんに渡し、お釣りの55元を受け取りました。
店員さんはお兄さんにおそらく45元を渡したのだと思います。
本来なら使えないはずの現金に対応してくれた店員さん、店員さんから頼まれた見ず知らずの僕のオーダーをしてくれたお兄さん。
二人とも「他人には親切にするのが当たり前」って感じの態度にも感動!
もう一つの親切エピソード。
帰国便が早朝だったので前日は西安空港にあるホテルを手配。
夕方、空港に着いてチェックインしようと予約したホテルを探しました。
グーグルマップで見つけた、西安空港にあったホテルを予約したはずが行ってみるとその予約したホテルはなく、別の豪華なホテルがありました。
その豪華なホテルの受付で僕のホテルのことを尋ねるとどうも知らないらしい。
後でわかったのですが、予約したホテルは空港から車で15分離れた所にありました。
受付の人は、「知りません」で済ますこともできたはずですが、フロントの電話で僕のホテルに問い合わせをしてくれました。
通じなかったので、今度は受付の人の自分のスマホで問い合わせをしてくれ、ホテルの人と話をつけてくれ、迎えに来てくれることになりました。
その内容を翻訳アプリで翻訳して僕に伝えてくれました。
他のホテルの客にそこまでするか~と感動しました。
他にもまだ親切にしていただいたエピソードはありますが、中国人に対する認識がガラッと変わった旅となりました。
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